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丁寧(てい ねい、ディン ニン、Ding Ning 1990年6月20日 - )は、中国黒竜江省大慶市出身の卓球選手。身長172cm。2014年12月時点の世界ランクは1位。 == 略歴・エピソード == 10歳の時に中国ナショナルチームのコーチも務めた周樹森〔シンガポール代表監督となり2010年の世界卓球選手権ではシンガポールに初優勝をもたらした。息子に卓球選手の新井周。〕にスカウトされて北京市のチームに加入した。 2005年、オーストリアのリンツで行われた世界ジュニア卓球選手権のシングルス、ダブルス、団体で優勝、2009年、インドのラクナウで行われたアジア卓球選手権でもシングルス、ダブルス、団体と優勝した。 世界卓球選手権には2007年のザグレブ大会で初出場 2008年に広州で行われた第49回世界卓球選手権団体戦のメンバーには選ばれなかった。 2009年の世界卓球選手権横浜大会では郭焱とのペアで銀メダルを獲得した。 2010年の世界卓球選手権モスクワ大会では準決勝で日本の福原愛に2ゲーム連取されたがそこから3ゲームを取り返して逆転勝利した。決勝のシンガポール戦では世界ランク2位の馮天薇と対戦2ゲームを先取したが3ゲームを奪われて逆転負け、中国チームも団体戦で敗れ9連覇を逃した。 2011年のイングランドオープンでシングルス優勝した後、同年5月オランダで行われた世界選手権ロッテルダム大会では、同じ中国で世界ランク1位の李暁霞(リ・ギョウカ)を破り念願の優勝を果たす。ダブルスでも郭焱(グオ・イェン)と組んで準優勝した。 2012年、ロンドンオリンピックに出場。シングルス決勝で李暁霞に1-4で敗れ、銀メダルを獲得した。団体では決勝戦で日本を下し金メダルを獲得した。 左シェークハンドということから同じ中国の郭躍(グオ・ユエ)と比較されがちだが、両ハンドドライブを攻撃の軸とする郭躍に対し、丁寧は打点の速いショート気味のバックで相手の打球をブロックしつつフォアハンドドライブを決定打とするオールラウンダーでプレースタイルは相反するところが多い。試合中、流れの変化を誘う目的で日本の松平健太も多用するしゃがみ込みサーブを使用することがあるが、中国選手との対戦では相手が慣れているためかレシーブエースを決められることが多く使うことが少ない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁寧 (卓球選手)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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